時代に逆行するような感じではありますけど、
ブレーキレバーとシフターが別である故のメリットもあると思います。
1 落車や自転車が倒れた時などにどっちも壊れてしまう可能性が低い。
2 ワイヤールーティングを別個に最適化しやすい。
3 リアの変速だけが必要な場合にはそれなりの軽量化出来る。
4 構造がシンプルなのでユーザー自身でのメンテナンスがしやすい。
こんな感じでしょうか?
ただどうしても手元シフトって言うのは便利で手放せなくなるでしょうし、
Wレバーはレバーが遠い、コラムシフトもちょっと遠い、
バーエンドもそれなりに遠い等
やっぱりちょっと我慢しなきゃいけない部分が出てきますね。
昔からの自転車乗りの方ならコマンドシフターって選択肢を取れたりしますが
絶版なパーツだけに新規の人には手を出しにくい状況。
回りくどくなりましたがそこでまた別な選択肢として最近浮上してきたのが
RetroShift
デモ動画も
quick shift demo from Retroshift on Vimeo.
Front Down-tube Lever Install from Retroshift on Vimeo.
でいつ製品化されるのかな?と思ってたら
ジェバンニ並の速度でやってくれちゃいましたよ
http://retroshift.com/store/
レバー自体のお値段は結構お高いなぁとは思いますけど、
ちゃんと厚みのあるワッシャーや消耗品も用意してありますし
今後もしっかり消耗品を提供し続けてくれるなら
ちょっと試してみたい気がします。
このRetroShiftを初めて見た時は原始的な形のSTIだなぁと
漠然と感じました。
意外とSTIのスタート時もこんな感じだったのかも?